News 2024/01/21 ( Sun ) UP 楽器を届けるプロジェクトに関するご報告

いつもFUNKISTを応援してくださってるみなさんにご報告がございます。FUNKIST染谷西郷です。

以前、コロナ前のツアーでチケット売り上げ1枚につき200円を貯金して南アフリカの子どもたちと国内で震災被害にあった子どもたちに楽器を買って届けるというお約束をしていました。しかしコロナの到来もあり国外に行く事も中々叶わず届ける事が出来ずにいました。
ですが、今年の年始より南アフリカに行ける事が決まり、そんな折に起きた能登半島地震。

今回、楽器を買うという趣旨とはズレてしまいましたが、まずは1月3日にMAN WITH A MISSIONのヴォーカル、トーキョータナカさんが中心となって活動する災害支援プロジェクト「サポウィズ」を通して皆様からお預かりしたチケット代のうち¥120,000を震災復興の為募金させてもらいました。
トーキョータナカさんともやりとりさせてもらい「しっかり繋ぎます」とのお言葉を頂き託させてもらいました。

1日も早く震災被害に遭われた皆様の元に安心して過ごせる日々が戻ります事を心より願ってます。

そして1月20日に、以前からFUNKISTが支援させてもらっている南アフリカの養護施設「ビレッジセイフヘイブン」に伺わせて頂き、皆様からお預かりしたチケット代より¥132,000を寄付させてもらいました。

今回も楽器を購入して届けるという方法も考えたのですが「コロナの影響で養護施設を運営する事が難しくなっている現状がある」とのお話を伺い、今回は全額寄付という形でお届けさせてもらいました。事後報告となってしまい申し訳ございません。

時間がかかってしまいましたが、皆様がご購入くださったFUNKISTのライブチケット売り上げから、しっかりお届けさせてもらいました。ありがとうございます。

そして今回ビレッジセイフヘイブンを訪れ、とても嬉しいニュースももらいました。

以前FUNKISTがプレゼントした楽器を練習した子どもたちが養護施設を巣立ち、なんと2人!プロのミュージシャンになったそうです!!
一人はギターリスト、一人はキーボーディストとして南アフリカで現在音楽活動をしているそうです。

仕事を手にする事が難しい南アフリカで、楽器が一筋の未来を照らす光になれば!
そんな思いで2013年ごろより始めた「チケット売り上げから楽器を購入し届けるプロジェクト」。
しっかりと地球の裏側で子どもたちの未来に繋がっていました。正直話を伺い、驚きと喜びで泣いてしまいました。

音楽は世界を変える。

まだまだ小さなアクションかもしれませんが、世界の裏側で未来を手にした子どもたちがいます。みんなが買ってくれたFUNKISTのライブチケットが世界を変えたんです。あなたの音楽愛が世界を変えたんです。
いつかその2人のミュージシャンともセッションしたいな。

そして、10年前は小学生だった子どもたちも今は高校生になっていて、みんな当時の事を覚えててくれてました。
「一緒に歌ったよね」「サッカーしたよね」「ライブしてくれたよね」と色々な話をしました。
今回もサッカーしたり、歌いあったりしました。

そんな中で子どもたちから「10年前にFUNKISTが来てくれた時、日本で大きな地震があった事を教えてくれたでしょ?でもまた今年も大きい地震があったんだよね?日本のみんなは大丈夫?とっても心配なの」と能登半島地震の事を南アフリカの子たちも心配してくれていました。

アフリカの子どもたちが寄せてくれた想いも持って、また能登半島にも行けたらと思っています。

繋がる世界。
あなたが手にしてくれた一枚のチケット代が描いた物語です。

これからも愛を乗せ希望の音楽を鳴り響かせていきたい。誰に笑われようとも、「音楽は世界を変える!」と高らかに叫びながら。

ありがとうございました。

FUNKIST染谷西郷